美団、中国版OpenAI「光年之外」を約410億円で買収 設立4ヶ月でユニコーンに

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美団、中国版OpenAI「光年之外」を約410億円で買収 設立4ヶ月でユニコーンに

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中国の生活関連サービス大手「美団(Meituan)」は6月29日、人工知能(AI)企業「光年之外」を約20億6000万元(約410億円)で買収したと発表した。

光年之外は2023年2月創業のスタートアップ企業で、共同創業者の王慧文氏が美団から独立し、「中国版OpenAI」を目標に設立した。現在のメンバーは約70人となっている。6月初めには、評価額10億ドル(約1440億円)で2億3000万ドル(約330億円)を調達したばかり。源碼資本(Source Code Capital)が8000万ドル(約120億円)、テンセントが5000万ドル(約70億円)を出資したという。

しかし最近になり、王氏が健康上の理由で退任し、休養に入ったことが明らかになった。美団は、買収後も光年之外のメンバーが引き続き大規模言語モデルの分野で研究を続けられるようサポートすると表明した。

「中国版OpenAIを設立」、チームも製品もなしで約300億円を調達? フードデリバリー大手「美団」創業者

*2023年7月1日のレート(1元=約19.9円 1ドル=144円)で計算しています。 

(36Kr Japan編集部)

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