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中国自動車大手の上海汽車集団はこのほど、ドイツ自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)傘下のアウディとの電動(EV)化プラットフォームでの提携に関して初めてコメントを発表、アウディとEV開発加速に向けた提携で合意に達したと明らかにした。
上海汽車の祖似傑副総裁兼総工程師(チーフエンジニア)は、両社の提携について「今後はライセンス、共同開発などによる提携方式が考えられる。中国の自動車市場は現在、かつてないほど大きな転換期にあり、われわれは戦略的提携を更に深めてウィンウィンの実現を確保する」と述べた。
祖氏はまた「独自性と開放性が中国企業にとって研究開発能力を高めるための重要な原動力になる」と指摘。中国企業は独自開発によって重要技術を掌握するだけでなく、オープンに受け入れる姿勢を積極的に示し、提携パートナーと共同開発する必要があるとの考えを示した。
上海汽車はこれに先立ち、「新エネルギー自動車発展行動3年計画」を発表。2025年までに新エネ車の年間販売台数を22年の3.5倍となる350万台に、年平均成長率を50%に、新エネ車販売台数に占める自社ブランドの割合を70%にまで高め、成長エンジンの新旧切り替えを基本的に完成させるという目標を掲げた。(新華社上海)
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