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中国のコーヒーチェーン大手「luckin coffee(瑞幸咖啡、ラッキンコーヒー)」 は、2021年末に中国店舗数がスターバックスを超えたのに続き、2023年4〜6月期決算では売上高が初めてスターバックスの中国事業を上回った。
ラッキンの23年4~6月期決算は、売上高が前年同期比88.0%増の62億元(約1230億円)、純利益は9億9800万元(約200億円)、純利益率は16.1%だった。非米国会計基準(Non-GAAP)ベースの純利益は10億6200万元(約210億円)、純利益率は17.1%となり、四半期としては過去最高益を達成した。
当期の新規出店数は1485店で、6月末時点の総店舗数はシンガポールの7店を合わせて1万836店となった。うち直営店は7188店、フランチャイズ店が3648店となっている。
米スターバックスの23年4~6月期(4月3日~7月2日)決算は、売上高が前年同期比12%増の92億ドル(約1兆3100億円)で、うち中国事業の売上高は51%増の8億2200万ドル(約1200億円)だった。7月2日時点の店舗数は3万7222店で、うち米国では1万6144店、中国では250都市に6480店を展開している。中国店舗数はラッキンよりも4349店舗少ない計算となり、大きく差をつけられた格好だ。
*2023年8月3日のレート(1元=19.9円、1ドル=約143円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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