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サウジアラビア観光局(STA)はこのほど、2030年までに中国人観光客を年間400万人誘致する目標を実現するため、複数の利便性向上措置を打ち出したと明らかにした。中国は同年、サウジアラビアにとって3番目の観光客送り出し国になると見られる。
同国の国営航空会社サウディアは今月初め、ジッダ・北京間とリヤド・北京間の直行便を就航し、中国観光市場の開発に対する決意を示した。広州と北京に続き、上海との直行便の就航も計画している。
中国は同国のスピーディーな電子ビザ交付の対象国となっている。STAは公式サイトで中国語サービスホットラインを開設し、首都リヤドの国際空港も中国語の案内板を設置している。さらに中国カード決済大手の中国銀聯(ユニオンペイ)による決済サービスも使えるようになった。
サウジアラビアの主要観光地は今夏、中国人のニーズと関心を踏まえた特別体験プランを打ち出している。一部のホテルは中国人観光客や家族旅行をテーマとした販売促進キャンペーンを行い、最優待宿泊料からさらに最大30%の割引を行っている。観光客はSTAの公式サイトで関連サービスの問い合わせや予約をすることができる。(新華社リヤド)
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