セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
米電気自動車(EV)大手テスラが開発を進めていたEVセダン「モデル3」の改良版は、早ければ9月にも中国で量産が始まり、今年下半期中に販売が開始されることが予想される。
X(旧ツイッター)ユーザーの「Tesla China Analyst」(@teslashanghai)氏によると、新型モデル3はすでに試作段階を終えており、9月にも量産を開始し、1日あたり最大約1200台を生産するとみられる。これまでの報道によると、外観や内装は全面的にアップグレードされ、レーダーセンサーは搭載されないという。
Tesla China Analyst氏は「新型モデル3の外観は非常に魅力的で、モデルSよりも美しい。特に新たなヘッドライトが優れている」とし、AIチップは「HW 4.0」ではなく「HW 3.5」を搭載していることも明らかにした。
車両の製造コストが先代モデルよりも下がったため、価格は20万元(約400万円)前後に抑えられる見込みだという。
中国の自動車市場では今年上半期、激しい価格競争が繰り広げられた。テスラは複数回にわたって値下げを実施し、前年同期比61.7%増の47万7000台という驚異的な販売台数を記録した。新型モデル3が発売されれば、販売台数はさらに伸びるだろう。
*23年8月24日のレート(1元=約19.9円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録