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高性能接着剤を開発する「上海漢司実業(Shanghai Hansi Industrial)」(以下、HANSI)が、初の資金調達で数億円(数十億超)を調達した。華登国際(Walden international)が出資を主導した。
中国の接着剤市場では、一般的な製品は過剰だが、高性能な製品が不足している。中国証券大手の光大証券(Everbright Securities)のデータによると、先端電子機器向け封止剤の市場シェアは欧米や日本の企業が占めており、中国企業のシェアは3%に満たない。
HANSIは2000年に設立され、接着剤業界で20年以上にわたって実績を積んできた。同社の高性能接着剤は、建築や鉄道、自動車、電子機器など幅広い分野で活用されている。今回の資金調達後は、半導体分野の研究開発を強化し、最先端技術への移行を進める。
同社はグローバル戦略をさらに推し進める方針で、欧州ではドイツにある研究開発センターへの投資を増やし、スペインに技術センターを新設する。また、米国では生産拠点を建設して北米事業をカバーし、日本とシンガポールにも現地事務所を開設する計画だという。
*2023年9月23日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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