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世界経済の回復力が弱く、外部の環境が厳しく複雑な中、中国経済の動向が国際社会の注目を受けている。海外の投資会社や経済団体の関係者らは、中国経済は非常に強じんだとの見方を示している。
米資産運用会社フランクリン・テンプルトンのジェニー・ジョンソン社長兼最高経営責任者(CEO)はこのほどの国際会議で、中国経済は一時的に変動する可能性があるが、機が熟せば元通りに回復すると指摘した。
ベルギー非営利団体ChinaEUのルイジ・ガンバルデッラ会長は、民営企業の発展環境の改善など、中国がこのほど打ち出した一連の的を絞った政策について、中国経済の強じんさを高め、成長の勢いを一段と強めることにつながると語った。
中国に進出した英国企業からなる中国英国商会のクリス・トレンス副会頭は新華社の単独インタビューに対し、最近発表された複数の中国経済指標からは、政府が打ち出した一連の政策・措置が前向きな効果を発揮する中、経済回復の勢いが顕著になっていることが分かると述べた。
シンガポール政府系ファンドのテマセク・ホールディングスの呉亦兵中国地区総裁は、中国政府は経済回復に対し冷静で慎重な態度を取っているとし、中国にはまだ多くの利用可能な政策ツールが残っているとの見方を示した。
中国は1~6月の経済成長率が5.5%で22年通年の3.0%を上回り、回復ペースで主要経済国・地域の先頭に立っている。(新華社北京)
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