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中国の高級電気自動車(EV)ブランド「極狐(ARCFOX)」を運営する北京藍谷極狐汽車科技は10月9日、アラブ首長国連邦(UAE)の「Bin Omeir Holding Group」と提携契約を締結した。両社は共同で、UAEとサウジアラビアという中東の2大市場を開拓していく。
Bin Omeirは提携後初の取引として、ARCFOXのEV600台の購入を決定している。両社は今後、資本提携も含め、さらなる協力を模索する方針だという。
Bin Omeirは、UAEを含む中東で最大級のレンタカー企業「Autostrad Rent A Car」を傘下に抱えるほか、仏プジョーや韓国の起亜(KIA)といった自動車ブランドの代理販売を手がけてきた。
北京藍谷極狐汽車科技の親会社「北汽新能源汽車(BJEV)」は、Bin Omeirはレンタカー事業や自動車販売で豊富な経験を蓄積しており、ARCFOXがUAEやサウジアラビアなど中東市場に根を下ろす上で有利な条件を提供してくれると説明した。
BJEVは同日、日本の自動運転スタートアップ「TURING(チューリング)」と提携し、日本市場向けにARCFOXの高級スマートEVを打ち出すと発表した。
(36Kr Japan編集部)
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