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中国国家郵政局は5日、今年の宅配便取扱量が12月4日時点で1200億件を突破したと明らかにした。年間取扱量が1200億件を突破したのは今年が初めて。
同局市場監督管理司の辺作棟副司長は、次のように指摘した。宅配便の「小包」は経済の「大きな局面」を映している。宅配業はここ数年、安定した成長の勢いを保ち、取扱量は「年平均100億件」から「月平均100億件」へと大きく飛躍した。国際化レベルが急速に向上し、サービスネットワークを世界に広げ、現代物流分野で最もカバー範囲が広く、複合輸送方式の応用が最も良好で、情報化・スマート化レベルが最も高く、生産性の向上が最も速い代表的な業界となっている。宅配便は経済流通を力強く促進し、人々の生活を効果的に支え、経済の活力を反映する「バロメーター」となっており、都市部と農村部の格差を縮め、共同富裕を促進する重要な力にもなっている。
データによると、宅配便取扱量は今年3月から月間100億件を超え、月平均売上高は900億元(1元=約21円)を上回り、過去最高を記録している。11月の繁忙期に入ってから、取扱量は1日当たり4億3千万件を上回る高水準で推移しており、生産と販売、需要と供給、オンラインと実店舗の連動、内外循環の円滑化などの面で大きな役割を果たしている。
宅配業界はさらなる「加速」に向け、サービス組織モデルを改善し、科学技術への投入を強化するとともに、総合的交通運輸システムに積極的に溶け込み、道路、鉄道、航空、水運と共同で力を発揮している。複合一貫輸送は人々の生活の幸福な「微小循環」を円滑にするだけでなく、経済発展の「大動脈」も貫いている。(新華社北京)
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