中国の工業用品EC「震坤行集団」、米NY市場に上場

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中国の工業用品EC「震坤行集団」、米NY市場に上場

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工業用品に特化した電子商取引(EC)プラットフォーム「震坤行工業超市(zkh.com)」を運営する「震坤行集団(ZKHグループ)」が12月15日、ニューヨーク証券取引所に上場した。ティッカーコードは「ZKH」。

発行価格15.5ドル(約2200円)で計算すると時価総額は約25億ドル(約3500億円)で、過去2年半の間に米上場を果たした中国企業では最大規模となる。業界関係者は、同社の上場が契機となり、2024年はより多くの中国企業が米上場を目指す可能性があるとの見方を示す。

震坤行工業超市は2014年に設立され、上海市に本社を置く。主に工業部品など間接資材(MRO)の一括調達・管理サービスを提供している。23年9月時点の顧客数は6万4000社。同年1~9月の流通取引総額(GMV)は前年同期比17.5%増の約79億元(約1500億円)で、純収入は62億7700万元(約1200億円)だった。

関係者によると、震坤行は24年の早い時期に米国サイトをオープンし、グローバル展開を本格化するという。

中国の工業用品ECプラットフォーム、米NY市場に上場申請 IPO調達額は270億円か

*2023年12月19日のレート(1ドル=約142円、1元=20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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