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中国電子商取引(EC)大手のアリババグループは2月7日、2023年10〜12月期決算を発表した。売上高は前年同期比5%増の2603億4800万元(約5兆5000億円)とほぼ市場予想どおりだった。純利益は69%減の144億3300万元(約3000億円)、非GAAPベースの純利益は4%減の479億5100万元(約1兆円)となった。
天猫(Tmall)や淘宝網(タオバオ)など中国国内のEC事業をたばねる「淘天集団」の売上高は1290億7000万元(約2兆7000億円)と2%増にとどまった。一方、国際EC事業の「国際数字商業集団」は力強い伸びを記録しており、売上高が44%増の285億1600万元(約6000億円)となり、アリババグループ全体の10.95%を占めた。うち、越境ECのAliExpress(アリエクスプレス)の注文件数は60%増と、6四半期連続で市場予想を上回る結果となった。
決算発表と同時に、27年3月末までに250億ドル(約3兆7000億円)を上積みする自社株買い計画も明らかにした。アリババグループが実施する自社株買いの総額は650億ドル(約9兆7000億円)となる。
https://36kr.jp/272834/
*2024年2月9日のレート(1元=約21円 1ドル=149円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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