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中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)は3月6日、2023年10〜12月期および通年の決算を発表した。10〜12月期の売上高は前年同期比3.6%増の3061億元(約6兆4000億円)、通年では3.7%増の1兆847億元(約23兆円)だった。
一般株主に帰属する純利益(Non-GAAPベース)は、10〜12月期が84億元(約1800億円)、通年では352億元(約7400億円)に達し、いずれも市場予想を上回った。
インターネット業界全体の成長が鈍化するなか、ECプラットフォームの勢力図も大きく変化している。JDドットコムの売上高の前年比伸び率は、22年に9.95%となり、初めて1桁台に落ち込んだ。23年は、手数料の減免など小規模事業者の運営支援を打ち出した結果、10〜12月期のサービス収入は596億元(約1兆3000億円)、通年では前年同期比17.8%増の2134億元(約4兆5000億円)となった。
JDドットコムの取締役会は同日、新たな自社株買い計画を承認した。27年3月までの36カ月間に、30億ドル(約4400億円)を超えない範囲で発行済み株式を買い戻すという。
https://36kr.jp/277655/
*2024年3月7日のレート(1元=約21円、1ドル=148円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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