中国の都市向け自動配送ロボット、美団やバイドゥなどから約150億円を調達

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録スタートアップ注目記事

中国の都市向け自動配送ロボット、美団やバイドゥなどから約150億円を調達

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

都市部向けの自動配送ロボットを開発する「九識智能(ZELOS)」がこのほど、シリーズAで約1億ドル(約150億円)を調達した。生活関連サービス大手の美団(Meituan)が主導し、IT大手の百度(バイドゥ)傘下の百度風投(Baidu Ventures)、獨秀資本(Unicorn Capital Partners)、閑庭基金(Xianting Fund)、索道基金(Seekdource)も参加した。

九識智能は2021年に蘇州で設立され、23年には世界に先駆けて自動運転レベル4の都市部向け配送ロボット「九識Z5」シリーズを発売した。同社の説明によると、積載スペース、運行距離、積載重量の3指標が業界トップクラスとなっており、宅配や構内物流、生鮮食品の配送など、都市物流のニッチなシーンをすべてカバーする。新エネルギーと自動運転を組み合わせることで、商用車のエネルギーコストと人件費の大幅削減が可能となるため、顧客はコストを5割以上縮小できる。

同社の自動配送ロボットはすでに50以上の都市に導入され、レベル4での運行距離は累計200万キロメートルを超えた。雨や雪、複雑な交差点、トンネル、高架橋といった路面条件にも対応可能だという。

注文から12分でお届け?!中国「独身の日」セール、配送ロボットが大活躍

*2024年3月12日のレート(1ドル=約147円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録