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米アップルのTWS(完全ワイヤレス)イヤホン「AirPods」は、全く新しい形態と優れたユーザーエクスペリエンスで大ヒットし、TWSイヤホンの流行に火をつけた。TWSイヤホンの流行を受け、世界中のメーカーがTWS技術の開発に参入しただけでなく、多くの安価な模造品も登場した。高級志向のAirPodsは依然として高い人気を誇っているが、その市場シェアは徐々に減少している。
アップル製品に詳しいアナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏がこのほど発表したリポートによると、アップルは早ければ2024年下半期にも廉価版の「AirPods Lite」を発売し、市場に出回る安価なTWSイヤホンに対抗する方針だという。AirPods Liteは、第2世代のAirPodsに似たデザインで、価格も同等(1万9800円)か、それ以下になるとみられる。
プー氏は、富士康科技集団(フォックスコン)の子会社がAirPods Liteの製造を担当する可能性が高いとの考えを示した。同氏によると、フォックスコンは24年10〜12月期、インド工場のAirPodsの組み立て能力増強を開始する見通しだという。
(36Kr Japan編集部)
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