トヨタも出資の中国自動運転ユニコーン「Momenta」、米国でIPO申請 

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自動運転技術を手がける中国のユニコーン企業「Momenta(モメンタ、北京初速度科技)」が、米国での新規株式公開(IPO)に向けた申請手続きを秘密裏に開始していたことが分かった。早ければ年内にも上場を果たす見通しだという。米ブルームバーグが5月6日に報じた。同社はこれまでにも、米国または香港でのIPOを検討していると複数にわたって報道されていた。

モメンタは2016年7月に設立され、以降5年間で累計12億ドル(約1900億円)以上を調達した。出資者は、トヨタ自動車や上海汽車集団(SAIC)、米ゼネラル・モーターズ(GM)といった大手自動車メーカーのほか、独自動車部品大手ボッシュ(Bosch)や中国IT大手テンセント、シンガポール政府系投資会社テマセクなど。

同社は設立当初から、レベル2(部分運転自動化)の量産型自動運転ソリューション「Mpilot」とレベル4(高度運転自動化)を可能にする自動運転ソリューション「MSD」を並行して手がける2本柱の戦略をとっている。

中国自動運転ユニコーン「Momenta」、トヨタやボッシュから巨額資金調達できた理由

今年に入ってから、中国の自動運転企業のIPO申請が続いている。黒芝麻智能(Black Sesame)、地平線機器人(Horizon Robotics)、縦目科技(ZongMu Technology)は香港で、小馬智行(Pony.ai) は米国でIPOを申請した。

評価額85億ドル、トヨタ支援の自動運転ユニコーン「Pony.ai」が米上場へ

*1ドル=約156円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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