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動画生成AI「Vidu」で注目を集める中国の新興AI企業「生数科技(Shengshu Technology)」がこのほど、プレシリーズAで北京市人工智能産業投資基金とネット大手の百度( バイドゥ)から数億元(数十億円超)を調達した。資金は、自社開発したマルチモーダル大規模言語モデルの最適化、新たなプロダクトの開発、市場開拓の加速に充てられる。
これまでにも、アリババグループ傘下の金融会社アント・グループやVC大手の啓明創投(Qiming Venture Partners)、AIユニコーンの智譜AI(Zhipu AI)などが同社に出資している。
生数科技は2023年、清華大学人工知能研究院の出身者によって設立された。同社の技術は、消費者向けの生成AIアプリケーションのほか、企業向けにも提供され、ゲームや映画・テレビ、文化・観光、スマート端末などで活用されている。
24年4月に発表した独自の動画生成AI「Vidu」は、米OpenAIの「Sora」に匹敵する映像のリアルさや一貫性で話題を呼んでいる。Soraの最長60秒には及ばないものの、最長16秒の高画質動画を生成できる性能は、中国ではトップクラスとなっている。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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