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コネクテッドカー(つながる車)向けシステムを提供する「博泰車聯網科技(PATEO CONNECT Technology)」がこのほど、香港証券取引所メインボードへの上場に向け、目論見書を提出した。
博泰車聯網は、スマートコックピットシステムと車載インターネット(IoV)ソリューションの両方を提供する中国では数少ないサプライヤーの1つ。目論見書によると、スマートコックピットシステムの売上高が全体の85%以上を占める。
同社はこれまでに数回の資金調達を実施している。主な出資者は、小米集団(シャオミ)や中国第一汽車集団(China FAW Group)、東風汽車(Dongfeng Motor)など。直近の評価額は約85億元(約1800億円)となっている。
自動車のスマート化が進むにつれ、博泰車聯網の売上高はここ数年伸び続けているが、開発費や運営コストなどがかさみ、赤字体質から抜け出せずにいる。2021~23年の累計赤字は11億元(約240億円)を超えた。
調査会社の灼識咨詢(CIC)によると、23年に博泰車聯網が中国の自動車OEMに提供したスマートコックピットシステムの売上高は9億5400万元(約210億円)で業界2位、市場シェアは0.9%だった。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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