小動物用品の新鋭ブランド「BUCATSTATE」、シリーズAで約20億円を調達 世界展開を加速

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ハムスターなどの小動物に特化したペット用品ブランド「布卡星(BUCATSTATE)」がこのほど、シリーズAで既存株主の金鼎資本(Jinding Capital)などから約1億元(約20億円)を調達した。資金は工場建設や海外販路の開拓などに充てられる。

BUCATSTATEは2019年に設立され、ハムスターやウサギ、オウム、カメなどの小動物用品やペットフードの研究開発・生産・販売を手がけてきた。22年にはプレシリーズA、23年にはプレシリーズAの追加ラウンドを完了している。

ペット用品市場の主流は猫や犬などで、小動物用品市場は対象となる動物の種類は多いものの、個々の市場規模は小さい。同社は、ハムスター用品を手始めに鳥やカメへと製品ラインアップを広げ、今後はトカゲやヘビのほか、水生動物用の製品も提供していくという。

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大手電子商取引(EC)プラットフォームや実店舗で売り上げを伸ばしており、現在は海外展開を加速している。海外では代理店を通じて出店する方針で、年内には韓国の首都ソウルの江南区に旗艦店がオープンする予定となっている。

小動物用品市場はまだ発展の初期段階にあり、今後拡大していく可能性は大きい。BUCATSTATEの創業者、姚元戎氏は「今後も小動物についての知識を蓄積しながら事業内容の改善を続け、小動物用品のグローバル企業を目指していく」と述べた。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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