セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
調査会社Counterpoint Researchのリポートによると、2024年8月の世界スマートフォン販売台数で中国の小米(シャオミ)が3年ぶりに米アップルを抜き、2位に浮上した。1位は韓国サムスン電子だった。
シャオミはコストパフォーマンスの高いスマホで人気を獲得しているが、最近は高性能モデルや折りたたみ式などの高価格帯市場にも進出して販売台数を急速に伸ばしている。8月の販売台数でアップルを抜いた要因のひとつとして、9月の新型IPhoneの発表前だったことが挙げられる。アップルは例年9月に新機種を発表しており、新機種発売前の8月はiPhoneの販売が落ち込む傾向がある。
Counterpoint Researchは、今後数カ月以内にアップルが2位を奪還し、さらには首位の座に返り咲く可能性があると指摘する。しかし、予約販売を開始したばかりのiPhone 16シリーズにはすでに販売不振の兆しが見えている。天風国際証券(TF International Securities)のアナリスト郭明錤(ミンチー・クオ)氏のリポートによると、iPhone 16シリーズは発表後最初の週末の推定予約販売台数は予想を下回る約3700万台で、昨年発表されたiPhone 15シリーズよりも約12.7%少い。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録