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中国の大手ベンチャー キャピタル(VC)「紅杉中国(Hongshan)」がこのほど、英ロンドンに事務所を開設し、欧州での投資機会を開拓することがわかった。英国金融行為規制機構(FCA)に提出された文書によると、紅杉中国はすでに「HSG Advisors UK」という名称で法人登録を済ませている。この動きは、紅杉中国が投資範囲を世界へと広げていることを示している。
紅杉中国は、米著名VCのセコイア・キャピタル(Sequoia Capital)の中国部門として活動していたが、米中間の貿易摩擦や技術覇権争いなどの影響を受け、セコイア・キャピタルが2023年6月に米欧、中国、インド・東南アジアの3事業を独立した会社として運営すると発表した。うち、中国事業の社名は「紅杉(Hongshan)」に変更した。
紅杉中国はロンドン事務所を通じ、消費や消費インターネット、ヘルスケア、新エネルギーなどの分野に焦点を当て、上場を控えた「レイターステージ(成長後期)」のスタートアップ企業や未公開株式の取引に注力する方針だという。
(36Kr Japan編集部)
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