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中国広東省深圳市は第1陣の国家低炭素試行都市として、クリーンで低炭素、安全かつ高効率なエネルギーシステムの構築に全力を挙げている。世界一流の急速充電都市づくりを推進しており、現時点で急速充電ステーション数は670カ所、充電器数は38万5千基に上る。
同市は産業のグリーン(環境配慮型)化、低炭素化発展を推進することで、23年のクリーンエネルギー発電設備容量の割合を80.0%に引き上げた。中国初の市級グリーン電力証書・グリーン電力サービスセンターを設立したほか、単位域内総生産(GDP)当たりのエネルギー消費量と二酸化炭素(CO2)排出量はそれぞれ全国平均の3分の1、5分の1にとどまり、国内外の大都市で先進的な水準となっている。
新エネルギー、インテリジェントコネクテッドビークル(ICV)、安全・省エネ・環境保全などのグリーン・低炭素産業のクラスターの発展に重点を置いており、1~9月のグリーン・低炭素産業の増加値(付加価値額)は前年同期比14.6%増の1772億元(1元=約21円)に上った。国家級グリーン工場は108カ所となり、中国の電気自動車(EV)大手である比亜迪(BYD)など業界のリーディングカンパニーを数多く育成している。(新華社深圳)
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