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中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、第9回シンガポール・フィンテック・フェスティバル(11月6〜8日)で、手のひら認証による決済の海外展開を開始すると発表した。米クレジットカード大手のVISA(ビザ)と提携し、まずはシンガポールでサービスを開始する。
シンガポールのDBS銀行、オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)の3行が発行するVISAカードのユーザーが対象となる。手のひら認証による決済サービスは、シンガポールの人気コーヒーチェーン「Alchemist(アルケミスト)」で試験運用が始まっており、間もなく運用範囲の拡大計画も発表されるという。
試験運用に参加するユーザーは、手のひら認証デバイスのガイドに従って、クレジットカードと手のひら情報を紐づけてワンタイム登録を完了する。その後は、手のひらをかざすだけで素早く支払いが済ませられるようになる。
テンセントの手のひら認証技術は、掌紋と手のひら静脈の二重認証方式で、非接触かつ高精度な認証を実現している。
(36Kr Japan編集部)
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