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エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)を開発する「穹徹智能(Noematrix)」がこのほど、プレシリーズA+で数億元(数十億円超)を調達した。紅杉中国(Hongshan、旧セコイアチャイナ)が出資を主導し、石油大手サウジアラムコ傘下のProsperity7(プロスペリティ7)や小苗朗程(Langcheng Capital)、Plug and Play Chinaなどの既存株主も参加した。資金は製品開発や商用化の推進、人材採用などに充てられる。
Noematrixは2023年11月に設立され、わずか1年でエンジェルラウンドからプレシリーズA+まで3回の資金調達を完了した。同社はエンボディドAIの基盤モデルとシステムの開発に注力し、スマートロボットのアプリケーション開発に関わるデータ収集、モデル訓練、デプロイ検証の全プロセスをカバーするツールやプラットフォームを提供している。
エンボディドAIの頭脳となる「Noematrix Brain」システムは汎用性と開放性を兼ね備え、さまざまなデバイスと高い互換性を持ち、すでに100セット以上の受注を達成している。エンボディドAIのスキル開発プラットフォーム「AnySkill」シリーズは多様なデバイスに対応可能で、スマートロボットの「細かい物体をつかむ」「柔らかい物体をたたむ」「物体の表面を削り落とす」「引き出しや冷蔵庫のドアを開ける」といった4つの動作を実現する。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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