世界EV市場、11月の販売台数は過去最高の180万台 中国が3分の2を”支配”

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録特集注目記事

世界EV市場、11月の販売台数は過去最高の180万台 中国が3分の2を"支配"

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

英調査会社Rho Motionの最新データによると、2024年11月の世界の電気自動車(EV)販売台数は180万台に達し、過去最高だった10月の記録を10万台上回った。(ここで言うEVは、純電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)を含む)中国の11月のEV販売も130万台近くと過去最高を更新し、世界販売の3分の2以上を占めた。

2024年11月の世界のEV販売台数(出典:ElectricCarsReport)

1~11月の世界のEV販売台数は、前年同期比25%増の累計1520万台となった。 内訳は、中国が40%増の970万台、欧州連合(EU)・欧州自由貿易連合(EFTA)・英国が3%減の270万台、米国・カナダが10%増の160万台、その他の地域が25%増の110万台だった。Rho MotionのデータマネージャーCharles Lester氏は「世界のEV市場は大きく成長しているが、地域ごとにばらつきがある」とコメントしている。

中国のEV販売は11月に10万台伸びたが、とくにBEVが前月比7万台増と大きく伸びた。吉利汽車(Geely Automobile)、米テスラおよび長安汽車(Changan Automobile)の3社がBEVの販売増に貢献した。しかし、1~11月の累計販売台数ではPHEVがほぼ2倍に増加したのに対し、BEVは18%の増加にとどまった。

中国EVの新型車発表が凄い。シェア奪われる日独車が追いつけない理由とは?

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録