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自動配送ロボットを開発する「新石器(Neolix)」が2024年12月、自動運転レベル4の配送ロボット「X12」と「X6」を発表した。
X12は軽トラックに相当するモデルで、小荷物を1500〜2000個積載し、都市部の公道を最大時速65キロで走行可能だ。航続距離は200キロ。X6は積載量800〜1000個で、最大時速は60キロ、航続距離は200キロとなっている。
同社の完全自動運転車は、超大型の積載スペースを利用して配送効率を向上させ、人件費を削減した。創業者の余恩源・最高経営責任者(CEO)によると、例えばX6であれば、1便に500個を積載し、片道10キロメートル以内の宅配一時預かり所2カ所に配送すると、1日4便で2000個を配送でき、1個あたりの宅配コストを半減できる。5台導入すれば1日で1万個を配送可能となり、自動仕分けシステムや無人営業所と組み合わせれば、さらなる効率向上につながる。1分1秒を争う宅配業界にとって、間違いなく魅力的なソリューションになるだろう。
同社はすでにスマート生産システムを構築している。自動運転レベル4の配送ロボット工場の年産能力は、現時点では1万台だが、2025年には3万台に引き上げ、10分に1台のペースで生産できるようにする計画だという。
(36Kr Japan編集部)
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