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エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)を開発する中国のスタートアップ企業「自変量機器人(X Square Robot)」がこのほど、プレシリーズAの追加ラウンド(2回目)で数億元(数十億円超)を調達した。光速光合(Lightspeed China Partners)と君聯資本(Legend Capital)が出資を主導し、北京機器人産発展投資基金などが参加した。調達した資金は、次世代型エンボディドAI向け汎用大規模言語モデル(LLM)のトレーニングと実用化に充てる方針だという。
自変量機器人は2023年12月に設立され、24年11月までにプレシリーズAとその追加ラウンドを立て続けに実施し、計1億元(約20億円)以上を調達した。同月発表したエンボディドAI向け基盤モデル「Great Wall」シリーズの「WALL-A」は世界最大級のパラメーター数を誇り、GPT-2のようにモデルの進化に伴い、ロボット分野での「ChatGPT」を目指すという。また、WALL-Aは汎用性と汎化性に優れ、より少ないサンプルで物理的な環境変数や動作モデルの汎化と遷移を実現し、複雑なオペレーションで優位性を発揮する。
創業者の王潜氏によると、ここ数カ月にわたる改良でWALL-Aの性能は米Skild AIや米Physical IntelligenceのエンボディドAI向け基盤モデルと肩を並べ、一部の能力は海外のライバルを超えたという。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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