中国火鍋店大手の「海底撈」、24年は増収増益 中国本土に1332店舗

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中国の火鍋店チェーン大手「海底撈国際控股(Haidilao International Holding、ハイディラオ)」が2024年の通期決算を発表した。売上高は前年比3%増の427億6000万元(約9000億円)、純利益は4.6%増の47億元(約990億円)、営業利益は18.7%増の62億3000万元(約1300億円)で、2年連続の増収増益となった。

24年末時点の店舗数は1368店舗で、うち直営店は中国本土が1332店舗、香港・マカオ・台湾が計23店舗、フランチャイズ加盟店は13店舗となっている。来店客数は延べ4億1500万人に上り、1日あたりの平均来店客数は前年比4.5%増の約110万人、回転率は1日平均4.1回に達した。

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グレーターチャイナ(中国本土、香港、マカオ、台湾)以外の海外市場の運営は「特海国際控股(Super Hi International Holding)」が担当している。特海国際は22年に海底撈からスピンオフし、香港証券取引所に上場、24年には米ナスダックへの上場も果たした。24年9月30日時点で、13カ国で121店舗を展開。地域別では、東南アジアに73店舗、北米に20店舗を展開しており、日本では東京、大阪、千葉、神奈川などに7店舗を構えている。

火鍋チェーン「海底撈」の海外事業、切り離し上場。コロナ禍で損失拡大

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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