中国雑貨大手「名創優品」、1〜3月は増収も利益横ばい 海外事業は売上高30%増

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中国の大手雑貨チェーン「名創優品(MINISO)」が5月23日、2025年1〜3月期決算を発表した。売上高は前年同期比19%増の44億3000万元(約890億円)、粗利益率は0.8ポイント増の44.2%、調整後の純利益は4.8%減の5億9000万元(約120億円)だった。増収するも利益はほぼ横ばいだったことから、決算発表当日の米国市場で同社の株価は約18%急落した。

名創優品はここ数年、店舗数を拡大し続けており、1〜3月期も新規出店で売上高が伸びた。海外店舗の拡大ペースは国内を大きく上回っており、海外事業の売上高は30%増の15億9000万元(約320億円)となった。期末の店舗数は7488店で、うち海外店舗数が3213店に上った。米国ではすでに300店舗余りを展開している。

同社が傘下のアートトイ専門ブランド「TOP TOY」をスピンオフし、香港上場を計画しているとの情報も伝わっている。決算書によると、TOPTOYの1〜3月期の売上高は59%増の3億4000万元(約68億円)で、店舗数は280店に達している。

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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