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多自由度モーターの開発・製造を手がける「国奥科技(Goal Technology)」がこのほど、シリーズAで深圳市創新投資集団(SCGC)から数千万元(数億円超)を調達した。資金は生産能力の拡大や、先端半導体・自動車・ロボット分野向け製品の開発に充てられる。
国奥科技は2018年に設立され、複数の自由度を持つ精密モーターに特化し、高精度運動制御ソリューションを提供してきた。24年には深圳市の「専精特新(専門性・精巧性・特徴性・新規性)中小企業」に選定されている。
モーターは、各種精密製造設備の効率的かつ安定的な稼働の鍵となる。高精度な動作制御により、精密モーターはマイクロメートル、さらにはサブマイクロメートルレベルでの位置決めや動的調整を可能とし、複雑な製造プロセスを正確に実行できるようにする。
国奥科技が開発した「一体型直線回転モーター」は、2軸の自由度を持ち、マイクロナノメートルレベルの位置決め、ソフトランディング制御、±0.01Nという高精度な力制御も可能。半導体の先端パッケージング、高精度測量、3C(コンピュータ・通信機器・家電)製品、光学・音響・電子部品の実装のほか、協働ロボットや人型ロボットなどにも活用できる。
すでに複数の製品が半導体や3C製品の大手メーカーに採用されている。同社は2024年、生産能力増強のため江西省贛州に初の自社加工工場と組立工場を設けた。
*1元=約20円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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