シャオミ、スマホ首位奪還の裏で店舗拡大加速 5年で海外1万店へ

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シャオミ、スマホ首位奪還の裏で店舗拡大加速 5年で海外1万店へ

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中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)が、スマホと家電を販売する実店舗の展開を加速している。このほど開かれた投資家向けイベントで、雷軍CEOは中国国内の実店舗が2025年3月末時点で1万6000店となり、年内に2万店を達成する見込みだと明らかにした。

店舗数の増加は、スマホ事業の成長を支える鍵にもなっている。市場調査会社Canalysが発表したデータによると、シャオミは2025年1〜3月期の中国スマホ出荷台数で10年ぶりの首位に返り咲いている。

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シャオミは現在、グローバル市場でもオンラインとオフラインを組み合わせた新小売(ニューリテール)戦略を推進している。雷CEOによると、シャオミは2024年に香港で新小売モデルを試験的に導入し、25年からはグローバルに展開し始めている。今後は強力で効率的な販売チャネルの構築を加速し、今後5年以内に海外に実店舗1万店を新設する計画だという。

日本でも店舗展開を進めており、2025年3月にさいたま市の「イオンモール浦和美園」に日本1号店をオープンしたのに続き、4月5日には「イオンモール川口」に日本2号店をオープンした。年内には首都圏を中心に5~10店舗の出店を目指すという。

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(36Kr Japan編集部)

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