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中国スポーツ用品大手の安踏体育用品(アンタ)傘下のアメアスポーツがこのほど発表した2025年第2四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比23.0%増の12億3600万ドル(約1820億円)だった。比較対象となる前期の為替レートで換算した伸び率は22.0%となった。営業利益は7.1倍の4400万ドル(約64億7000万円)、当期に交付された政府補助金1900万ドル(約28億円)を計上した調整後営業利益は2.3倍の6700万ドル(約98億5000万円)だった。アンタは19年、アメアスポーツを買収している。
売上高を地域別にみると、大中華圏の売上高は42.0%増の4億1000万元(約86億円)、アジア太平洋地域は45.0%増の1億5500万ドル(約228億円)、米州は6.0%増の3億9500万ドル(約580億円)、EMEA(欧州、中東、アフリカ)は18.0%増の2億7600万ドル(約406億円)となった。
事業別にみると、傘下ブランド「アークテリクス」は好調な業績を収め、4~6月はアウトドア向け機能性ウエアの売上高が23.0%増の5億900万ドル(約750億円)に上った。自社店舗や電子商取引(EC)サイトを含む全販売チャネルの売上高は15.0%増えた。
同社は9月30日までの第3四半期(7~9月)決算について、売上高が約20.0%増加し、売上総利益率が約56.5%、営業利益率が12.0~13.0%になるとの見通しを示した。【新華社北京】
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