スマートグラス50機種に採用 中国マイクロLED「JBD」、シリーズBで数十億円調達

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マイクロLEDディスプレーを手がける「顕耀顕示科技(Jade Bird Display、以下JBD)」がこのほど、シリーズBで数億元(数十億円)を追加調達した。出資者は安徽省鉄路発展基金や螞蟻独角獸基金(Ant Unicorn Fund)、上海科創基金など。

JBDは2015年に設立され、0.3インチ以下のマイクロLEDディスプレーの開発と生産に特化し、AR(拡張現実)デバイス向けのニアアイディスプレーなどを提供しており、世界有数の量産能力を誇る。24年に発表した単色ライトエンジン「Hummingbird Mini Ⅱ」は、体積0.15立方センチメートル、重さ0.3グラム、消費電力もわずか60ミリワット。軽さ、快適な装着感、長時間稼働が求められるスマートグラスにぴったりの製品だ。

同社のマイクロLEDディスプレーを採用したスマートグラスは現時点で50種類近くに上る。代表的なものは、
霊伴科技(Rokid)の「Rokid Glasses」、影目科技(INMO Technology)の「GO2」、雷鳥創新(Thunderbird Innovation)の「RayNeo X3 Pro」、亮亮視野科技(LLVision Technology)の「LEION HEY2」、アリババグループの「Quark AI Glass」、Hallidayの「Halliday Glasses」など。また、グローバルなテクノロジー企業から大量受注を獲得しており、世界のニアアイディスプレー業界での影響力がさらに拡大する見込みだ。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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