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中国ロボット掃除機大手の「追覓科技(Dreame Technology)」(以下、ドリーミー)は8月末、自動車事業への参入を発表し、仏ブガッティが製造していたハイパーカー「ブガッティ・ヴェイロン」をベンチマークに据えた超高級純電気動自動車(EV)を開発する計画だと明らかにした。
このニュースが業界に波紋を広げるなか、創業者兼最高経営責任者(CEO)の兪浩氏は9月10日、中国のSNS「微信(WeChat)」に自動車のレンダリング画像3枚と「追覓-ブガッティ 、米国CESでプロトタイプを初披露」とのコメントを投稿した。8月に開発を発表したばかりの新型車を、2026年1月に米ラスベガスで開かれる世界最大級のテクノロジー見本市「CES」で初公開する意向とみられる。

レンダリング画像の公開に先立ち、ドリーミーの自動車部門が仏金融大手BNPパリバと提携し、ドイツに自動車工場を共同建設する方針を固めたことも明らかになった。中国メディア「時代財経」が報じた。建設予定地は、米テスラのベルリン工場付近だという。
ドイツは自動車産業の基盤が整っており、人材面でもサプライチェーン面でも優位性がある。自動車事業のグローバル展開に有利に働くとの判断から、ドリーミーがドイツ工場の建設に踏み切ったとの見方は多い。一方、同社が本当に自動車を製造する能力を備えているのか疑問視する向きもある。
兪CEOは2024年10月、中国のSNS「微博(Weibo)」で「人工知能(AI)の時代、ロボット掃除機と自動車の共通点は見た目よりも多い」と述べた。
(36Kr Japan編集部)
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