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12月11日、「小鵬汽車(Xpeng Motors)」は同社の微信(WeChat)公式アカウントで「NIO(上海蔚来汽車)」との充電ステーションのサービス共有を発表した。これにより、小鵬汽車のEVオーナーはNIOの子会社・武漢蔚来能源(NIO Power)が運営する充電ステーションで小鵬汽車のアプリを使用して充電と支払いができるようになり、その逆もまた可能になった。
充電ステーションの共有化に加えて、両社は家庭用充電ポールの供給システムでも提携し、小鵬汽車のEVオーナーの一部はNIO Powerの家庭用充電ポール設置サービスも利用できるようになる。
NIOによると、小鵬汽車との充電ステーション提携により、「国家電網(State Grid Corporation of China)」、「星星充電(Star Charge)」、「特来電(TELD)」、「雲快充(Yunkuaichong )」、「万馬愛充(ICHARGE )」、小鵬汽車など中国全土90%の充電ステーションで、NIOのアプリによるQRコードスキャンでの充電と支払いが可能となった。
小鵬汽車とNIO Powerは「双12(12月12日の大型セール)」のイベントも共同で行った。12月12日当日は、小鵬汽車およびNIOのEVオーナーがNIOのスーパー充電ステーションで無料で充電できた。
NIO創始者の一人、秦力洪総裁は8月に「NIOのアプリ内の充電マップは毎日数万人が利用しており、そのうち55%はNIO以外のEVオーナーである」と明らかした。4月にNIOは上海自動車ショーにおいて、「一鍵加電(作業員を派遣して電池の交換、充電車による充電、サードパーティーの充電ステーションでの充電などを行うサービス)」をNIO以外のEVオーナーにも1回あたり280元で開放すると発表している。
中国国内の新興EVメーカーのトップ勢力として、小鵬汽車とNIOは互いに刺激し合ってきた。今年10月30日、小鵬汽車の創始者である何小鵬氏は、微博(Weibo)とWeChatでNIO創業者の李斌董事長兼CEOにエールを送り、「世界が探求者に更なる空間を与えてくれることを望んでいる。一緒にがんばっている李斌氏に拍手を」と書き込むと、李斌氏も「応援ありがとう。我々が走っているのはぬかるみのマラソンコースだ」と応えた。
作者:36氪「未来汽車日報」(微信公衆号ID:auto-time)、程潇熠。
原文記事: https://auto-time.36kr.com/p/487716141465602
(翻訳・普洱)
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