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中国のロボット大手「越疆科技(DOBOT、ドゥーボット)」はこのほど、人工知能(AI)搭載の家庭向けロボット犬「Rover X1」を発表した。価格は7499元(約16万円)とかなり手頃だが、家庭で実際に役立つスマート機能が満載されている。
これまでのロボット犬市場は、1台数十万ドル(数千万円超)のものもある研究・産業向けロボットか、娯楽用のペットロボットに二極化していた。DOBOTは研究・産業向けロボットとペットロボットの間の空白を的確に捉え、家庭向けロボット犬の発売に踏み切った。
Rover X1は業界初となるデュアルビジョン・トラッキングシステムを搭載し、全方位の環境認識と自律判断を実現。複雑な環境下でも高い行動能力を発揮する。また、足元を車輪に交換することもできるため、室内の床はもちろん、屋外の芝生や小さな段差も安定的に移動できる。ちょっとした荷物を背中に載せて運ぶことも可能だ。



活用の場面も幅広い。カメラやジンバルを取り付ければ、アウトドアシーンでの撮影アシスタントとして機能する。家庭用防犯ロボットとして、夜間巡回や不審エリアの検知も可能。また、青少年向けのプログラミング教育にも活用できる。さらに、音声対話や自動追従、ライトによる表情表現などを通じて、子どもにとって親しみやすく楽しいパートナーにもなる。
*1元=約22円、1ドル=約154円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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