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米アマゾン・ドット・コムは11月7日、格安ショッピングサービス「Amazon Bazaar(アマゾン・バザール)」のアプリ版を公開した。新興市場を中心に、十数カ国・地域で展開する。
アマゾン・バザールは2024年4月にインドでサービスを開始し、サウジアラビアやメキシコ、アラブ首長国連邦(UAE)などへと対象地域を広げてきた。今回公開したアプリでは、対象地域にフィリピン、クウェート、カタール、バーレーン、オマーン、ペルー、エクアドル、アルゼンチン、コスタリカ、ドミニカ共和国、ジャマイカ、ナイジェリア、香港、台湾の14カ国・地域が加わる。商品の価格は大半が10ドル(約1600円)以下で、2ドル(約300円)程度の商品も取り扱う。
アマゾンは2024年11月、中国発の格安ショッピングアプリ「Temu(テム)」などに対抗するため、米国向け公式サイトに低価格商品コーナー「Amazon Haul(アマゾン・ホール)」を開設。現在は、英国やドイツ、フランス、イタリア、スペイン、日本、オーストラリアなどに対象地域を広げているが、市場への影響力は依然限定的だ。
米調査会社センサータワーによると、2024年のTemuのダウンロード数は世界のショッピングアプリで最多の5億5000万回となり、累計ダウンロード数は9億回近くに達した。

*1ドル=約157円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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