中国ECが成長エンジンに オンライン消費9%増、技術投資も加速

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中国の電子商取引(EC)は、消費の促進、イノベーションのけん引、対外開放などにおいて前向きな効果を発揮しているほか、強大な国内市場の構築、新たな推進エネルギーの育成と強化、世界経済・貿易との互恵協力の推進を支えている。商務部EC情報化司の担当者がこのほど、明らかにした。

オンライン小売りの質が高まり、内需の潜在力が引き出された。国家統計局によると、1~11月のオンライン小売売上高は前年同期比9.1%増加した。同部の重点モニタリング対象となるプラットフォームでは、デジタル製品の小売売上高が8.2%増となり、うちスマートウエアラブルデバイスは22.1%、スマートロボットは19.4%それぞれ増加した。オンラインサービス消費は21.7%増えた。オンライン小売りが宅配便取扱件数の急増をけん引し、国家郵政局によると、1月から11月末までの宅配便取扱件数は1800億件を超え、過去最高を更新した。

“在庫ゼロ”で世界販売、中国の越境ECを支える「POD」という革命

ECプラットフォームが構造転換を支援し、イノベーションのけん引効果が高まった。EC業者は企業向けのECマッチングを450回近く開催し、農業や工業の中小企業のデジタル化、スマート化を後押しした。同部のビッグデータのモニタリングでは、1~11月の農村部のオンライン小売売上高は9.8%増えた。重点モニタリング対象となる繊維製品のEC取引額は6.6%、医薬品は3.5%それぞれ増加した。ECプラットフォームのイノベーション主体として地位が高まり、今年第1~3四半期(1~9月)の主要ECプラットフォームの売上高研究開発費比率は平均8.3%に達し、人工智能(AI)クラウドや独自開発したAI生成動画や画像などの大規模言語モデル(LLM)の分野で世界トップレベルにある。工業情報化部によると、中国の1~10月のクラウドコンピューティングとビッグデータサービスの売上高は13.4%、ECプラットフォーム技術サービスは12.1%それぞれ増加した。

「クイックコマース」が中国消費を活性化、「シルクロードEC」で輸入も拡大

中国と諸外国がEC分野で協力を深める「シルクロードEC」は、互恵協力が深まった。11月に上海で開催された「第8回中国国際輸入博覧会」期間中には、「シルクロード商品」EC月間イベントが開かれ、オーストラリアのステーキ、ウズベキスタンのビスケット、インドネシアのツバメの巣などが人気を集め、販売量は約11倍に拡大した。これを受けて、重点モニタリング対象プラットフォームの1~11月の輸入品売上高は5.6%増となった。

ラオスとタイでは、中国の専門家が関係国の実務者や事業者向けにオンライン講義を行う「クラウド大講義」海外特別レッスンを開催した。政府や業界、中小企業から150人以上が参加し、周辺地域の運命共同体構築に向けて新たな成果を得た。【新華社北京】

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