中国EV「零跑汽車」、第一汽車が約820億円で5%株式取得 26年販売目標100万台へ

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中国電気自動車(EV)メーカー「零跑汽車(Leap Motor;リープモーター)」は2025年12月29日、国有自動車大手「中国第一汽車集団(FAW Group)」と投資・協力協定を締結した。第一汽車の傘下企業が零跑汽車の株式を取得し、資本やパワートレインなど複数分野で協業を深化させる。

出資額は37億4400万元(約820億円)で、第一汽車は零跑汽車の株式5%を取得する。同社が大手自動車グループから出資を受けるのは、2024年に欧米自動車大手ステランティス(Stellantis)を戦略株主に迎えて以来となる。

零跑汽車は2025年12月に設立10周年を迎えた。創業者の朱江明氏は、26年の販売目標を100万台に掲げている。同社は25年3月以降、中国新興EVメーカー月間販売台数で9カ月連続首位を維持している。25年11月15日時点で同年の販売目標50万台を達成し、通年での販売台数は約60万台に達する見通しだ。

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2025年7~9月期、零跑汽車の売上高は前年同期比97.3%増の194億5000万元(約4300億円)、純利益は1億5000万元(約33億円)で、黒字転換を果たした。25年1~9月期の純利益は1億8000万元(約40億円)に達しており、通年でも黒字を達成する見通しだ。

朱江明氏は「私たちはもはや新興勢力ではない。持続可能で信頼される世界的な自動車メーカーとして行動すべきだ」と強調し、今後10年で年間販売400万台規模のグローバルメーカーを目指すと述べた。

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(36Kr Japan編集部)

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