シャオミ、 世界ウェアラブル市場で5年ぶり首位奪還 アップルを僅差で逆転

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

シャオミ、 世界ウェアラブル市場で5年ぶり首位奪還 アップルを僅差で逆転

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

英調査会社オムディア(Omdia)によると、2025年の世界ウェアラブルデバイス(スマートウォッチやスマートバンドなど)の出荷台数は、前年より6%増え初めて2億台を超えた。企業別では中国スマートフォン・IoT家電大手の小米集団(シャオミ)がシェア18%で、5年ぶりに首位を奪還した。2位は米アップルで17%、3位は中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)で16%だった。

シャオミの成長の主な要因はマスマーケットと海外展開の拡大だ。同社のスマートバンドは長い稼働時間、近距離無線通信(NFC)、手頃な価格で優位性を保ち、2025年の出荷数は前年比12%増となった。100元(約2300円)クラスの市場ではシェア30%を超えている。さらに、自社開発の低消費電力チップと基本ソフト「小米澎湃OS(Xiaomi HyperOS)」により、スマートウォッチの使い勝手を向上させ、スマートフォン・スマート家電・自動車との連動を強化して「人・車・家」のエコシステムを構築した。

日本市場の「信頼」を取りに行く。シャオミ、関西4店舗と秋葉原に修理拠点新設

一方、アップルは高価格帯戦略と健康機能、iOSエコシステムとの密接な連携により競争優位を維持しており、シェア17%ながら世界の利益の40%以上を占めている。ファーウェイは中国市場では首位を維持している。

ファーウェイと本間ゴルフ、日本限定スマートウオッチで提携 米中摩擦とキャディー不足の克服狙う

ウェアラブルデバイス市場の競争は、単なるハードウエアのスペック競争からエコシステムで勝敗が決まる段階へと移行している。オムディアによると、デバイス搭載の人工知能(AI)や健康管理などの需要が今後、市場成長の重要な原動力になっていくという。

*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

次の一手をひらくヒントがここに。

会員限定ニュース&レポートをお届け。