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3月3日、中国ソフトウェア大手「キングソフト(金山軟件、Kingsoft)」の子会社「金山弁公軟件(Kingsoft Office Software)」は、2020年3月2日時点において、同社のオンラインドキュメント編集アプリケーション「金山文檔(WPS Docs)」の月間アクティブユーザー(MAU)が、2億3900万に達したと発表した。
今回、金山文檔のMAUが増加したのは、新型コロナウイルスの感染拡大が主な原因と思われる。金山弁公軟件は、その原因について、各企業の業務再開延期が引き起こした「テレワーク」に対する需要の高まりにあると分析している。だがこの需要は突発的かつ段階的であり、企業の業務再開が進むにつれ、オフィスでの業務が増えるため、今後1ヶ月でMAUは再び下落傾向を見せることが推測される。
金山弁公軟件は、2019年11月18日、上海証券取引所のハイテクベンチャー向け市場「科創板(スター・マーケット)」に上場した。同社はシャオミ(小米科技)の雷軍CEOが実質的に経営する、三番目の上場企業である。
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