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4月19日、共同購入型ソーシャルEC大手の拼多多(Pinduoduo)は、大手家電量販チェーンの「国美零售(GOME Retail)」が発行する2億ドル(約215億円)の新株予約権付社債(転換社債)を引き受けると発表した。償還期限は3年で、クーポンレートは5%、転換価格は1株当たり1.215香港ドル(約17円)。将来的に新株予約権を全て行使した場合、拼多多は国美の株式を最大12億8000万株取得することができ、国美の総発行済み株式のうち約5.62%を保有することになる。
また、両社は製品の調達や販売、リソースの提携や相互サポート、共同マーケティングなどについて戦略的パートナーシップを締結した。内容は以下の通り:
1. 国美零售の全商品を拼多多のプラットフォームで取り扱い、大手ブランド家電製品を拼多多の「百億補貼(1500億円値引きキャンペーン)」の対象とする。
2. 国美傘下で中国全土に6000超のネットワーク拠点を持つ「安迅物流(Anxun Logistics)」と、家電アフターサービスプラットフォーム「国美管家(GOMEGJ.COM)」の2大サービスの提供範囲を拼多多の業者・ユーザーに拡大し、中大型物流、倉庫管理、搬入、家電の補修、洗浄、メンテナンス、下取りなどのサービスを提供する。
3. 拼多多は消費ビッグデータやプラットフォームのトラフィック量などデジタルリテール関連のリソースを国美に提供し、デジタル化をサポートする。
これを受け、拼多多の株価は上昇し続けており、23日の株価は(発表日より)18%増の52ドルとなっている。
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