不正会計問題のラッキンコーヒーに当局が立ち入り調査

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4月27日の午後、不正会計問題で揺れている中国のコーヒーチェーン「瑞幸咖啡(luckin coffee)」に中国証券監督管理委員会(CSRC)が調査チームを派遣し、数日間に渡り立ち入り調査を行っているとの報道があった。また、複数の監査人も同社の財務状況を調査しているようだ。瑞幸咖啡はこれらの噂に対し、公式微博(Weibo、中国版ツイッター)で「現在、会社の経営状況の把握に向けた当局の調査に全面的に協力している。会社及び全国の店舗は、通常通り運営されている」と説明した。

4月22日には「中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)」副主席の曹宇氏が、同事件について「瑞幸咖啡の不正会計事件は悪質で、深く反省すべきだ。当委員会では管轄部門に全面的に協力し、法律に基づき厳しく処罰する」とコメントを出している。瑞幸咖啡は4月7日の米国株式市場の取引開始前から株式売買を停止したままだが、この間同社から出された唯一の公式な発表は、4月23日に米証券取引委員会(SEC)に提出された、同社で独立役員を務めていたThomas P. Meier氏から辞職願を受け取ったという報告だけである。

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