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目下、「経済のグローバル化」は歴史的必然となったようだ。中国国内の人口ボーナスが頭打ちとなり、多くの中国企業が「グローバル化」の道を選ぶようになった。
グローバル化に注目する企業は、どのように進出先を選ぶのだろうか?インド、東南アジア、日本、中南米、中東、アフリカ、米国などの市場には、それぞれどのような特徴と商機があるのだろうか?このような問題に対して回答を試みるため、36Kr Globalは「グローバル化のための手引」シリーズを発表した。このシリーズでは上述の市場の状況を整理し、現地での商機を掘り起こし、読者の皆さんが海外市場に関する知識を構築する手助けができればと考えている。
2019年、インドのベンチャー投資市場は相変わらず活況を呈し、世界中から続々と資本が投入されている。米戦略コンサルティングファーム「ベイン・アンド・カンパニー」が発表した『インドベンチャーキャピタルレポート2020(India Venture Capital Report 2020)』によると、売買高及び平均取引規模の増加にともない、インドのベンチャーキャピタル(VC)の2019年における投資額は史上最高の100億ドル(約1兆750億円)を記録し、2018年の投資額を55%上回った。統計によると、投資の80%が消費、ソフトウェア/SaaS、フィンテック、企業間取引(B2B)、テクノロジー分野に集中している。
また、2019年は史上最多のユニコーン企業が登場した一年でもあった。中国と米国のユニコーン企業はそれぞれ200社以上、そしてインドはその後に続き、ユニコーン企業数世界第3位の国となった。
ここでは、インドのローカルVC、インド市場開拓の専門家、ベテラン記者による意見、そしてインドの権威あるメディアのランキングを参考にしながら、各投資機関のバックグラウンド、注目分野、投資ステージ、スターポートフォリオ(インド企業に限る)といった4つの角度から、インド市場で勢いのあるVCについてご紹介する。なおランキングは順不同。
シリーズ:【図解特集】グローバル化のための手引_インド編・市場入門
(翻訳・浅田雅美)
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