ライブ配信に欠かせない音声・動画技術を提供する「Agora.io」が米国上場を計画

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ライブ配信に欠かせない音声・動画技術を提供する「Agora.io」が米国上場を計画

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企業・開発者向けに、ソフトウェア開発キット(SDK)として自社サービスのアプリやWebサイトにビデオ通話やライブ配信をかんたんに実装できるツール群を提供する「声網(Agora.io)」が米国での上場を計画している。かつてニュースアプリ「趣頭条(Qutoutiao)」の最高財務責任者(CFO)を務めた王静波氏が声網に加入し、CFOとして上場を主導する。

声網は、音声チャットアプリ「YY語音」等のサービスを展開する「YY(歓聚時代)」の前CTO趙斌氏が2014年に米シリコンバレーで設立した。同地に本社を置き、上海、北京、広州、ベンガルール、東京に分散型の共同研究開発チームを擁する。同社には、TMT(テクノロジー・メディア・通信)分野に特化した米ヘッジファンド「Coatue Management」、「海納亜州(SIG Asia Investment)」、「晨興資本(Morningside Venture Capital)」、「GGVキャピタル(紀源資本)」、「IDGキャピタル」、「順為資本(Shunwei Capital)」などの企業が出資している。

声網のコア技術である「リアルタイムクロック(RTC)」技術は、SNSライブ配信、教育、ゲーム、金融、医療、企業コラボレーションなど10余りの業種に提供されている。SNSクロスメディア企業の8割以上、オンライン教育企業の7割以上が、声網の提供するリアルタイム音声・動画ソリューションを採用しているとのことだ。

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