大手自動車「吉利」傘下の「時空道宇」、小型人工衛星を1億5000万円で発売 ライブ配信も活況

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大手自動車「吉利」傘下の「時空道宇」、小型人工衛星を1億5000万円で発売 ライブ配信も活況

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中国自動車メーカー「吉利汽車(Geely Automobile)」傘下の航空宇宙会社「時空道宇科技(GEESPACE)」が、小型人工衛星「GeeSAT-10(01)」を研究開発し、ショート動画アプリ「抖音(Douyin、海外では『TikTok』)」のライブ配信ページで販売を開始した。Gee-SAT(01)は、重量わずか10kgの小型光学リモートセンシング・キューブサットで、販売価格は1000万元(約1億5000万円)となっている。

この衛星は大量生産でき、また長期にわたって安定した動作が可能で、高速ネットワークを活用できる、中国初のキューブサットである。本体にはカメラが搭載され、大容量のメモリ処理チップおよびエネルギーシステムと組み合わせることで、地表の観測を実現し、林業や農業、地震災害、都市計画などのモニタリングが可能となる。

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