大手データセンター「万国数拠」:第三者割当増資で約540億円を調達、香港に重複上場か

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6月23日、高性能データセンターの開発・運営を手掛ける「万国数拠服務(GDS)」(ティッカーシンボル:GDS)が、第三者割当増資により「高瓴資本(Hillhouse Capital)」とシンガポールの「ST Telemedia Global Data Centres」から総額5億500万ドル(約540億円)を調達した。ADS(米国預託株式)1株当たりの価格は65ドル(約7000円)となっている。今回の第三者割当増資では発行済み株式数のおよそ5.1%に当たる数の株式が発行された。

ニュース発表後、万国数拠の23日の終値は、前日終値比3.79%増の78ドル1セントに上昇した。また、「早ければ2020年中に香港に重複上場を行い、約10億ドル(約1065億円)を調達することを検討中」という情報が出ていることについて同社は「ノーコメント」としている。

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