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中国のネット専業保険「衆安在線財産保険(ZhongAn Online P&C Insurance)」と保険大手「中国平安(Ping An)」が7月14日、2020年上半期(1月1日~6月30日)における保険料収入額を公表した。
衆安在線の発表によると、同期間における保険料収入合計は約67億6300万元(約1036億円)で、前年同期の59億100万元(約900億円)から14.6%増となった。中国平安のグループ子会社4社を合わせた保険料収入合計は4452億4500万元(約6兆8260億円)で、前年同期の4462億4000万元(約6兆8420億円)から0.2%減となった。
これに先立ち、競合の「中国人寿保険(China Life Insurance)」と「新華保険(New China Life)」も保険料収入に関するデータを公表している。同期間における総保険料収入について、中国人寿は前年同期比13.17%増の4280億元(約6兆5620億円)、新華保険は同30.93%増の968億7900万元(約1兆4850億円)であった。
スイスの再保険会社「スイス・リー(Swiss Re)」が7月13日に発表した調査報告によると2020年、世界の保険料収入は2.8%減少するが、その後経済が持続的な回復期に入るにつれ、21年には3.3%の増加が見込まれるという。また、あらゆる観点から、中国をはじめとする新興市場が世界の保険市場の回復を支えることになるだろうとスイス・リーは伝えている。
(翻訳・小久江)
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