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中国IT大手テンセント・ホールディングス(騰訊控股)は8月12日、2020年第2四半期の決算報告を発表した。同期の売上高は前年同期比29%増の1148億8300万元(約1兆7700億円)で、市場予想の1124億3900万元(1兆7300億円)を上回った。 当期純利益は、前年同期比28%増の301億5300万元(約4640億円)となっている。
テンセントの収益は、主に付加価値サービス、フィンテックサービス、法人向けサービス、広告サービスの4事業からなる。
2020年第2四半期の付加価値サービスの売上高は、前年同期比35%増の650億200万元(約1兆円)。 そのうち、オンラインゲームの収益は40%増の382億8800万元(約5894億円)だ。
ソーシャルネットワークの売上高は29%増の267億1400万元(約4112億円)で、これは主に、ゲームライブ配信プラットフォーム「 虎牙(Huya)」(2020年4月に合併)、ゲーム内課金や音楽・ストリーミング配信サービスなどデジタルコンテンツの増収によるものだ。
フィンテックおよび法人向けサービスの収益は、前年同期比30%増の298億6200万元(約4596億円)。 オンライン広告収入は前年同期比25%減の32億9000万元(約506億円)となり、2019年第2四半期から5四半期連続で減少した。減収の理由は、マクロ経済の低迷や動画コンテンツ制作の遅延である。
ユーザーデータを見ると、全世界におけるWeChat(微信)のMAU(月間アクティブユーザー数)は、前年同期比6.5%増の12億610万に達した。また、動画、音楽サービスの有料会員数もそれぞれ14%増の1億1400万人、52%増の4700万人を突破した。
本記事を公開した時点で、テンセントの株価は509.5香港ドル(約7029円)で、時価総額は4兆8800億香港ドル(約67兆330億円)となっている。
(翻訳・Ai)
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