株価から見るシャオミ:国金証券“売却”評価与える、12か月の目標価格は16香港ドル
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シャオミが一体どのくらいの価値があるのかは市場での注目の一つだ。
国金証券のアナリスト唐川氏は日曜に発表した研究報告の中で、基本面の推定値に基づいて、シャオミグループに対し“売却”評価を与え、12か月16香港ドルを目標とした。また、1株あたり18.82香港ドルがシャオミ現在の推定値の上限になると評価している。
唐川氏は、シャオミは人(顧客)、品(商品)、工場(サプライチェーン)、場所(小売りルート)の再構築をし、全産業チェーンの新型科学消費企業であり、ここ10年来の中国で新たに出現した最も優秀企業の一つで、さらに大きな企業に成長できる潜在力も併せて持っていると認めている。
良い会社は株価が良いとは限らない、この間にはあともう一つの関門がある。それは評価だ。
シャオミはハードウェア、新小売とインターネットサービスの科学消費を結合した新しい企業であり、業種では完全に対比する会社がない。そのため、唐川氏は成長性、キャッシュフロー、部分加算法の三つの次元から判断をすすめている。
まず、成長性から考えてみる。下記の図の中に全世界の科学ハードウェアを列挙し、インターネットと新小売の方面のリード企業からPEG推定値の参考としている。PEG高めのSamsungとAmazon以外で全世界企業の平均PEGは1.15になる。
シャオミの2018から2020年の予測利潤CAGR(複合年平均増加率)36.7%から、2018年PEの42.2倍を算出することができ、更に時価4213億香港ドルまたは1株価18.82香港ドルが得られる。これは現在シャオミの推定値上限である。
キャッシュフローから見ると、10.6%のWACCとずっと増加率が1%の仮説のもと、シャオミの企業価値は3397億香港ドルまたは1株ごと15.18香港ドルの合理的価値を得ることができる。
最後に、部分加算法(SOTP)を採用し、異なる業務角度から評価レベルを計算してみよう。現在、シャオミの最も重要な業務はやはりスマートフォンとなる。スマートフォンの分野から、唐川氏は15倍の予測PEを算出し、それはAppleの16倍を下回っているといえる。
国金証券はIOTと生活用品業務の見込みとこれらの中国消費産業チェーンの推進作用が良くなると見越しており、比較的に楽観的な数値50倍予測PEを出した。(Eコマース会社の平均推定値を基準にして)
インターネットサービス方面では、香港株と関係企業A株の評価レベルを参考に40倍の予測PEを算出した。他業務は10倍予測PEを出した。この枠のもと評価すると、シャオミの企業価値は3133億香港ドルとし、1株あたり14.01香港ドルに相当する。
PEG、DCFとSOTPを総合した三種の評価方法から平均値を算出した結果、シャオミの合理価値は3581億香港ドルになり、1株あたり16香港ドルとなり、それはシャオミのIPO発行価格17香港ドルを下回ることになる。
総合的に、国金証券はシャオミに対し“売却”の評価を与え、12か月の目標価格は16香港ドルとし、2018年35.9倍PEに相当すると評価した。
シャオミのIPO後の株価の評価に対して、唐川氏は、市場に上がった6か月後早期VCとPE株売却の巨大圧力に直面すると予測している。なぜならシャオミは今までで9回ほど優先的に融資を受けており、合計融資金額は15.8億アメリカドルに達するからだ。
上記の図から、9回融資の期間は2010年9月から2014年12月の間になり、ほぼベンチャーキャピタルから抜けるべき時がきている。F-1とF-2の回以外、他の回の投資者は豊富な利益をもらうことができる。(発行価格17香港ドルに相当)そのため、販売禁止期間後の売却は予期することができるだろう。
シャオミは7月9日に香港市場に上場する。新種のシャオミとして、どのくらいの株価を保てるのか期待して見守ろう。