抖音海外版がインドネシアでアクセス不能に、1年未満の国際化ビジネスが阻まれ始めたか

ここ1年、抖音(Douyin)の国際化は順調と言えるものだったが、最近になり、かつても起きていた問題に遭遇している。
昨日のCNNインドネシアとウェブサイト・Kumparanの報道では、中国ショートムービーアプリ・抖音の海外版Tik Tokがアクセス不能の状態で、現在アプリのダウンロードは可能だが閲覧が出来ない状態になっているとの事。

36KrはTik Tokの運営チームであるByteDance(字節跳動)へフィードバックをしたものの、本記事発行前の現段階では未だ回答がない。

だがインドネシアの通信部のある公示により証明されている。公示内では、アクセス不可としたアプリに青少年に悪影響を与える放送があったと述べられている。

報道によると、Tik Tokの内容が審査において問題になり、プラットフォームに出現したユーザーからの沢山のボイコット的内容があった。ある少年がダンスを踊っていた所に突然遺体(恐らく少年の親類)の上にカメラが切り替わるというものだった。

そのムービーが拡散された後、アプリの運営停止運動旋風が巻き起こり、12.5万名の署名が集まった。インドネシアでは、Tik Tokは13~15歳のユーザーに大変人気があり、ネットユーザーの間で幅広い影響を及ぼした。

ただし監査部は、もしそういった不適切な内容が削除されればアクセス不能の状態が解禁されると話した。以前YYが東南アジアで運営したライブ配信BIGO LIVEにも同じ経緯がある。

不適切な内容の他にも、未成年のプライバシー問題がフォーカスされた。5月中旬にあるメディアが報じた所によると、確かにTik Tokは香港ではますます受け入れられているが、多くの人々が未成年ユーザーのプライバシーの問題について懸念している。

国内にも類似の例があり、前段階を経て急速な発展を遂げた後、プラットフォーム上に存在した多くの問題が海外版アプリでも徐々に露出してきた。

またつい先日、抖音のコンテンツが合格基準に達する事が出来ず処罰を受けた。

6月6日、抖音は捜狗の検索エンジンで検索にかけられた邱少云に関する内容で、革命に関わった人への侮辱の疑いがあるとしてインタビュー内容を編集した。その時、字節跳動は、関連する侮辱の疑いがあるものを全てアクセス不可としたと発表した。

また、抖音はマーケティング部幹部でコンテンツ担当の責任者を停職処分としたと発表した。7月1日、監査部門の処罰として、抖音に対する自発的な広告業務を停止を課した。いつ行われたのかは、抖音は明らかにしていない。

海外市場進出については、4月にメディアの取材を受けた抖音のCEO・张楠によると、これまで大きな挑戦はしていないが、異なる市場の文化への理解など一定の戦略が必要であると答えている。

先の海外進出に伴い、字節跳動のCOO李亮は6月の抖音の期初のプレスカンファレンスで、「国ごとに異なるものの、技術のプラットフォームは同じであり、またマネージメントは現地化している」と語っている。例えば、日本・韓国・インドネシアなど、現地国民は状況を理解している。差し当たり必要なのは、国内市場の査定を進める事である。国外市場の規模は国ごとに違っている。

张楠は、抖音の監査グループは毎日増員しており目下数千人規模であると明らかにした。彼女も述べているが、承認されない換算方法は、人が書いたものなので価値がない。抖音の価値は生活記録の中の美しい記憶である。

今年は字節跳動のグローバル化のカギとなる一年であり、抖音の海外版は出演者の一挙手一投足も見られる程重要なポジションとなっている。

抖音は2016年9月にスタートし、6月までで、抖音日活のユーザーは1.5億を超え、月のアクティブなユーザー数は3億を超えている。海外版Tik Tokは昨年8月初めにスタートしたが、責任者である王晓蔚は億単位の米ドルを投じて国際化していると述べている。

6月の抖音の期初発表会では、マーケティング責任者の支颖が紹介した所によると、Tik Tok とmusical.lyは全世界の150を超える国と地域をカバーしており、日本・タイ・ベトナム・インドネシア・インド・ドイツなどの国ではショートムービーアプリとしては最も受け入れられた。

近日、字節跳動の創始者でCEO・张一鸣は第二十二回中国国際ソフトウェア博覧会でこのように述べた。「開始から今年6月まで、字節跳動の海外ユーザー規模はユーザー全体の20%にのぼり、その中でも抖音の海外月アクティブユーザー数はすでに1億を超えている」。

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